■

また年齢ネタである、すまぬ。

土曜日に大学時代の友人の結婚式に出席したと書いたが、その友人(♀)のだんなが自分と同じ歳であることが判明した。ちなみにくにひろくん(仮)は1つ下、その友人は2つ下、うちの姫は4つ下である。

実は、昔から「自分は長生きしないだろうな」と思っていたので、30になったときに何ともいいようのないショックを経験した。30になった自分を想像したことがなかったのである。てれてれやっているうちにこんな歳になってしまったという後悔のような感情である。それから1年半、31になったときも「もう、引き返せないのだ」というショックをもちながらも、「まだまだ、人生是勉強」をモットーに何とか生きながらえている。

さて、そのだんなと話をしていたときに「30を過ぎて(今まで出来ていたものが)出来なくなったものがあるか」という話になった。ぱっと思い付いたのは酒の耐性が弱くなったと言うことである。最近は缶ビール1本でかなり気持ち良くなれる。

精神的なものは、そのときそのときの上下は激しいが、時間がもたらす経験によって向上していく一方である(と信じている)し、肉体的なほうは少なくともTKDをタシナミとしてやっていく分には問題がない。さすがに今、10km走をやれといわれてできる自信はないが、時間をかけて体を慣らしていけばやれないことはなさそうである。体が固いのは元からだし、TKDや基礎的な運動を続けていくことによって、ある程度は維持できそうだ。

ただ、昔に比べて食生活や運動量に気を使わないと、すぐに脇腹に脂肪がついてくるので注意が必要だ。年齢による体の衰えというのは、ある日突然自覚できるものであって、そのときにはもう取り返しのつかないところまで来てしまっているのだろう。

実は、今もTKDの練習を2時間通しでやった後などに、腰の辺りに鈍い痛みを覚えることがある。背筋は日常生活にも重要なところであるので、きちんとした運動を続けせめて現状維持をできるよう、日々、努力するのである。