ぐれっぐのことば日記・改

引越ししてみました

裁判官の(お)ことば

自分ではどんな話題を日記に記すべきであったか一応把握しているつもりではあるのだが、その時その時の気分によって、ついつい別の話題に流されてしまうのである。あまり期待しないでお待ち頂きたい。



いやだいやだといいつつも、なかなか楽しんでいるらしい「補欠」陪審員姫の話である。裁判官なる人はとても威厳のある恐ろしい人らしいのだが、その人が月曜日にこのようなことをノタマワレタらしい。

「風邪の噂によると金曜日のDaily News(タブロイド版の新聞)にこの裁判のことが載っているらしいが、陪審員の皆さんは(その記事が判決に先入観をもたらすといけないので)決して目を通すことのないように

姫はそのようなことばに臆するような性格ではないので当然、その日の昼休みに私に電話をかけてきた。「ねえ、金曜日のDaily Newsに載っている記事のことを調べてくれない?」

弱冠、手間取ったものの5分で見付かった。
とても切れるやり手の裁判官であるらしいが、
姫の好奇心には勝てなかったようである。