ぐれっぐのことば日記・改

引越ししてみました

料理雑感

最近、「食べるための料理」をすることが多くなった。私があまりにも遅く帰る日が多くて姫が切れたからというのは、この際おいておくことにする。



「食べるための料理」というのはいわゆる残り物を使った料理のことで、台所で目につくものだけを使って「そこそこ食べられるもの」をつくることをいう。この「そこそこ食べられるもの」で満足できる味覚というのは、特に日本料理に関しては海外で生き抜くために必要とされるスキルである。へちまのようなきゅうりを「これはきゅうりだ」と頭で言い聞かせつつ食べるとか、そういう類のものである。

こういう料理は特にcreativeになるわけでもないし、自分が作りたくて買物までして作る自己満足の産物でもない。ただ、なんとなく「こんなのも入れちゃえ」くらいの気持ちで作る惰性の産物である。ストレス解消にもならない。


私のストレス解消法は「単純なことを継続してする」ことである。汚れが軽めな食器の洗い物などがよい。何か考え事をしながらするもよし、頭の中を空っぽにしてするもよしである。

昨晩の献立は「(和風)じゃがいもの味噌汁」と「タマネギの入ったオムレツ」。幸い、私のからだがキムチを欲することはなく、純和風な献立であった。