ぐれっぐのことば日記・改

引越ししてみました

誕生日つづき

姫父、および姫叔父の誕生日パーティーということで姫実家に集う。ぐれっぐ家からは例の「栗の渋皮煮」を持参。こちらのサイトに作り方は出ているのだが、食べ方が出ておらず、「はたして渋皮は食べていいのかどうか」で迷う。

こんなところを見ると、「渋皮のタンニンには血圧を下げる役割がある」らしい。ふーん。

思いのほか(いろいろ手順を間違ったりしたのだが)、好評。姫兄から「ぐれっぐがはじめて食べられるものを持ってきた」とのコメントをいただく。すでに記憶には残っていないのだが、昔、自分が作った「カレーらしきもの」が姫実家に送られ、姫兄は「こんなおぞましいものを人がどうやって作ることができたのか?」と思いつつ食されたらしい。かわいそうに。


姫実家の人々は音楽的才能がふんだんにあり、自分としては集まりがあるたびに劣等感に打ちひしがれて帰ってくる。姫兄と姫叔父がギターを手にフォークソングの弾き語りが行われる中、自分にも「日本語で何か歌え」との声がかかり、「なごり雪」でもアカペラで(ギターやピアノは弾けないので)歌おうかというところで、突如、「農楽(こういうの)のケンガリとチャングによるアンサンブル大会」と化したため、次の機会に。


この「農楽」であるが私の韓国文化のルーツともいえるもので、初めて韓国へ旅行に行ったときにソウル市郊外の民族村で実物を見て以来の大ファンである。そうそう見れる機会などないのだが、久しぶりにその音色を聞き、その音はびりびりと体にしみ入り、最初の感動の記憶とともに力がみなぎってきました。グループリーダーとなる鉦 (ケンガリ)、銅鑼 (ジン)、つづみ (チャング)、大鼓 (プク)などから構成され、頭に紐のようなものがついた帽子をかぶり、首を振り回したり体を回転させて踊ったりもする。各楽器の解説はこちらよりどうぞ。


ところで今日の「即席アンサンブル」は姫叔父がケンガリ、姫母がチャングを担当。途中で姫もチャングにチャレンジ(昔、習ったらしい)。自分としては習ってみたい気は十分にあるのだが、まずは日本の太鼓に手を出したいので見るだけにとどめる。


ちなみに音量がとてつもなくでかいので、家で練習したりするのにはあまり向かないと思うよ。