ぐれっぐのことば日記・改

引越ししてみました

早起きすることで得られる10のいいこと、それと、どうやって早起きするかも。/ 10 Benefits of Rising Early, and How to Do It

前回に引き続き、zenhabitsより、早起きに関する記事を(勝手に)翻訳しました。原文はこちら、

http://zenhabits.net/2007/05/10-benefits-of-rising-early-and-how-to-do-it/

翻訳に関する質問、間違いの指摘などありましたらお知らせください。

Enjoy!

kiyosudo / ぐれっぐ

早起きすることで得られる10のいいこと、それと、どうやって早起きするかも。

Zen Habitsでは毎週木曜日は「Happinessの日」です。

「早寝早起きは健康、富、賢さの源」 ベンジャミン・フランクリンの有名な一節

「早起きから得られる利益なんてものを信じてはいけない、のぼせ上がったフランクリンがなにやら言っているだけなのだから」 マーク・トウェイン

最近、読者の一人Robから私の毎朝、4時半に起きるという習慣について聞かれました。また、Robからは早起きすることについて健康上の理由があるのかという質問も受けました。とてもすばらしい質問ですね。残念ですが、健康上の理由はなさそうです。私の知る限り。。。

しかし、その他の理由なら山ほどあげられます。

まずはこれだけ言っておきましょう。もしあなたが夜型で、その生活があなたに合っているのであれば、それはそれで素晴らしいことです。特にあなたがそれに満足しているのなら、夜更かしの習慣を変える必要なんてありません。しかし、私の場合、夜型から朝型へと変える(ええ、そんなことってできるものなのですよ!)ことは天の恵みでした。朝型になることによって得られたものはとてもたくさんあり、もう夜型に戻ろうなんて考えられません。ここではそのうちの少しだけ紹介しましょう。

  1. 一日の始まりを迎える。私は早起きし、素晴らしい一日の始まりを迎えるのが本当に好きです。あなたが受け取った恩恵に感謝の言葉をあらわすことなどを、毎朝、習慣づけて見ましょう。私はダライ・ラマの以下の言葉が素晴らしいと思いました。「毎日、目が覚めたときに次のことを考えなさい。『今日、私は目覚めることができて幸運だ。私は生きている。貴重な人生を送っている。私はこの一日を無駄にはしない。私は出し得るすべての力を使い、私自身を高め、私の心を人々に届け、すべての人類のための悟りに到達しよう。他人に親切にし、怒ったり悪い感情を持ったりはしまい。私はできるだけ人のためになろう。』」

  2. 素晴らしいスタートを。私はかつて、寝過ごし、ベッドを飛び出し、大慌てで私自身と子供たちの用意を済ませ、子供たちを学校へ送り、仕事場へ遅れて行くのが常でした。職場へは歩いていき、顔をくしゃくしゃにし半分寝ている状態で、いらいらしていて誰よりも仕事が遅れている状態でした。とてもよい一日の始まりとはいえません。しかし、今、私は新しい朝の儀式があります。朝8時前にとてもたくさんのことをこなすことができ、子供たちも私も時間に余裕があります。同僚が職場に来るころには、私は頭ひとつ抜きん出ているのです。私の経験から言えば、早起きする以上に一日の始まりをよくする方法なんて考えられません。

  3. 静けさ。子供たちの叫び声も、赤ん坊の泣き声も、サッカーボールが転がって来たり、車の音がしたり、テレビの音が聞こえてきたりすることもありません。早朝の時間帯はとても平穏で、とても静かです。一日の中で私のお気に入りの時間帯です。その平穏の時、自分だけの時間、考え、読み、息をつくことができる時間を私は本当に楽しんでいるのです。

  4. 日の出。早起きをしない人は自然のなかで一番すばらしい偉業を見逃しているのです。それは毎日、完全な立体視の画像で繰り返されているというのに。日の出のことです。私は空が徐々に明るくなっていく様が、ダークブルーが明るい青へと変わっていくときが、輝かしい色が空に吸い込まれていくときが、自然がすばらしい色で染められていくときが本当に好きなのです。私はこの時間帯に早朝のジョギングをするのが好きです。走りながら空を見て、世界に向かって「なんてすばらしい一日なんだ!」というのです。本当ですよ。野暮ったいことだというのは重々承知の上ですが...

  5. 朝食。早起きすると、実際に朝食をとる時間ができます。私は朝食は一日の食事の中で最も重要であると聞きました。朝食がなければ、あなたの体はイライラの上で走らなければいけません。そうして、お昼時にとてもお腹が空くので、どんなに不健康なものでも見つけ次第食べてしまうのです。それがどんなに脂っこく、甘ったるく、betterierなものであったとしても。でも、朝食を取ると後々までお腹が満足していることになります。その上、朝の静けさの中で、本を読んだりコーヒーを飲んだりしながら朝食を取ることは、通勤中やデスクでに何かをお腹の中に詰め込んだりするよりは、ずっと楽しめるものです。

  6. 運動。もちろん、早朝でなくても運動をすることができる時間はあります。仕事の直後に運動をするのは楽しいものですが、他の予定が入ってきてキャンセルされる危険もあります。朝の運動がキャンセルされてしまうことなんてほとんどありません。

  7. 生産性。 少なくとも私にとって朝は一日の中で最も生産性の高い時間帯です。私は邪魔の入らない早朝、メールやブログの統計をチェックする前に、書き物をするのが好きです。朝、仕事を始めることによってとても多くのことを成し遂げることができるのです。そして夕方になると、やらなければならないことはなくなり、夕方のひと時を家族と過ごすことができるのです。

  8. ゴール確認。達成すべき目標はありますか?ひとつくらいはあるといいですよ。そして、その目標の再確認をし、計画を立て、具体的なタスクを実行するのに、一日の始まり以上にいいときなんてありません。今週に達成したい目標をひとつ掲げるべきです。毎朝、その目標に向けて今日すべきことをひとつ決めるべきです。そして、もし可能なら、朝にそれを実行すべきです。

  9. 通勤。大手石油会社でなければラッシュ時の交通渋滞が好きな人なんていません。早めに家を出ましょう。交通量もずっと少ないですし、職場までかかる時間も短くなりますので、時間の節約にもなります。できたら、自転車通勤をしましょう。(そしていっそのこと、家で仕事をしましょう

  10. 約束。早起きをすれば、約束の時間に間に合うのがずっと楽になります。約束の時間に遅れていくことは相手の人に悪い印象を与えますし、時間前に姿を見せていれば、とてもよい印象を与えることになります。それに加えて、直前の準備の時間も手に入るのです。

どうしたら朝型になれるのか?
  • 急な変化をつけない。徐々にはじめましょう。いつもの時間よりも15−30分早く起きるくらいで。数日かけて体を慣らします。そして、さらに15分早く起きてみます。これを少しずつ目標の起床時間にたどり着くまで繰り返します。
  • 早く寝る。テレビを見たりインターネットを巡回したりして、遅くまでおきているのが習慣になっているかもしれませんね。しかし、早起きを習慣化しようとしているのに夜遅くまで起きていると、最終的にはどちらか一方を放棄しなければならなくなります。早起きのほうが犠牲になってしまえば、反動が来て遅くまで起きれなくなり、あなたが今までやってきたことは無駄になり、遅くまで寝てしまい、また同じことを繰り返さなければいけなくなります。私は早く床に就くのをお勧めします。あなたは眠れなくてベッドで本を読むことになってしまうというかもしれませんが。もしとても疲れていたら、思ったよりも早く寝ることができるかもしれませんから。
  • 目覚まし時計をベッドから遠ざける。もし、目覚まし時計がベッドの隣に置いてあったら、あなたは目覚ましを止めてしまうかもしれませんし、スヌーズボタンを押してしまうかもしれません。スヌーズボタンを押してはいけません。目覚まし時計がベッドから遠くに置いてあったら、あなたはベッドから起き上がって目覚ましを止めに行かなければなりません。そのときにはすでに、あなたは目が覚めていることでしょうから、そのまま起きていればいいだけの話です。
  • 目覚ましを止めたらすぐに寝室を出る。あなた自身にベッドに戻る理由を与えないでください。無理にでも寝室から出るべきです。私はよろよろとトイレに行っておしっこをするようにしています。おしっこを済ませ、トイレの水を流し、鏡で自分のひどい顔を見るときには、私は一日をはじめることができるくらいには目が覚めているのです。
  • 理由を与えない。もし、あなたが目を覚ましたときに頭の中の声を聞いてしまったら、あなたがこのミッションを完了することはないでしょう。ベッドに戻ることを選択肢の中に入れてはいけません。
  • よい理由を与える。早起きをしてすることのできる何か重要なタスクを与えなさい。そのタスクはあなたを早起きさせるよい動機となるでしょう。私は朝に書き物をするのが好きなので、それがよい理由となっています。そして、書き物が終わればあなた方からいただいたコメントを読む時間だって手に入るのですから!
  • 早起きできたら褒美を与える。最初のうちはとても大変なことをいやいややっている気がするでしょう。でも、早起きを楽しいものにすれば、早起きをしたくてしたくてたまらなくなります。私のお気に入りのご褒美は、一杯の熱いコーヒーかお茶を入れて、本を読むことです。それでなかったら、おいしいデザートを朝食につけるとか(ミルクシェイク、おいしそう!)、または朝日を眺めるとか、瞑想をするとかです。何か、あなたにとって楽しいことを見つけてください。そしてその楽しいことを、あなたの朝の習慣の一部にしてください。
  • 早起きをして得られた時間を利用する。ただブログを読むためだけに一、二時間早く起きるなんてことはやめましょう。もしそれがあなたの目標でないのなら。早起きをしてその時間を無為に過ごすなんてことは止めましょう。一日を元気よく始めましょう!私は早起きをして得られた時間を子供たちのお昼の準備をしたり、その日の予定を立てたり、運動したり、瞑想したりして、幸先のいいスタートを切るのが好きです。6時半が回るころには、ほかの人が一日をかけてしていることよりも多くのことをすでに終えてしまっているのですから。