アラビア文字が読めるようになった(と思う)
12/24の日記、「衝動買い」にて買った本を読み終えた。
- 作者: N. AWDE
- 出版社/メーカー: Lyle Stuart
- 発売日: 1987/01/01
- メディア: ペーパーバック
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100ページもない薄い本で、アラビア文字を読めるようになるところまでしか扱っていないので、さくさく読める。
以下、この本がいいと思ったことを箇条書きにしてみる。
これ、かなり重要。名前がないものは呼びづらい。ABCだって、「エービーシー」から始まるもんね。
- 発音の解説が適切。
英語にある音は英語のどの音に対応するか、ない音はどのように発音されるべきかが解説されている。ところどころ音声学の専門用語が使われているのはまあよしとしよう。
- 例外や複雑な規則を省いてある。
このレベルでは必要ないから。基礎が抑えられていれば十分、多くを求めすぎないこと。
では、これでアラビア語のどんな文書でも声に出して読めるかというとそうでもない。アラビア語では普通に母音が表記されないから。この本では必要な部分すべてに母音が表記される形で学習するので、それだけでは実際に書かれている文を読むのはきつい。
Th bst systm t lrn ll th lttrs f th rbc lphbt.
と書いて、
The best system to learn all the letters of the Arabic alphabet.
と推測するのはそこそこ至難の業だし、推測するには元の単語を知っていることが必須。
というわけで、アラビア語、更なる勉強が必要。
まあ、当初の目的(文字がある程度読めるようになる)は達成したということで、よかよか。