ジュネーブのバス

ジュネーブの市バスは全てのバス停に切符の自動販売機が備え付けられていて、30分有効の「1-zone券」や60分有効の「2-zone券」などがある。説明がフランス語、ドイツ語、英語であるのに全然理解できなかったのでとりあえず「2-zone券」を買い、バスの運転手に「この大学の停留所に行きたいんだ」と英語で言うと、親切に次のバス停でどのバスに乗り換えればいいと教えてくれる。でも、切符に関しては「no problem」らしく、全然気にする様子がない。

後で分かったのだが、この「x-zone券」は有効ゾーン、時間内であればバスの乗り降り、乗り換えは自由にできる。1日券と言うのもある。で、切符はもちろん買わなければいけないのだが、バスの運転手がチェックすることはほとんどなく、乗り降りは前後どのドアからもできる。同じ切符で乗れる路面電車に乗ったとき、1度だけ誰かが「乗車券拝見」に来た以外は切符を見せることはなかった。

噂によると、キセルなどに対する罰金は高いらしい。