研究に対する情熱
最近、日記に記すことを探すのが大変なんですけど。現実逃避している暇がないからかも知れない。
研究はある種のroutineな仕事としてしまえるような職に就きたいと言う気持ちが最近ふつふつと沸いている。結局、今まで学んで来たことは、同じことの繰り返しばかりだったのかも知れないという考えが頭を離れない。
人の話す言語そのものに対する興味が失われたわけではないし、情報抽出、自然言語処理、機械学習の分野で「現時点で学術的に面白い」トピックを追求するのもいい。
しかし、5年後、10年後に自分が何をできるのかを考えると、まるで何も浮かんで来ないのだ。中長期的な情熱というものに欠けているのかも知れない。「今ある技術(やこれから使えるであろう技術)を使って、こんなことができるんだよ」という将来を示して行ける能力は、研究者としては研究資金を得るのに必要なことであるのに。今の自分には超短期的な問題解決法しか見えて来ない。
ちょっと、困ったことである。
シュウショクカツドウにだって必要なのに。
(追記)
こういうのも結局は、スキルなのであろう。
新聞を読みながら、「次はこういうことが来そうだ」とか考える練習をしなければいけないのだろうな。