人様の子供

昔、NYUの同じグループにいてフィンランド人のこれまた同じグループの同僚と結婚し、出産のため夫婦ともにヘルシンキに行っているロシア人の同僚が夫婦+子供（1歳半）でNYUに訪れた。

子供は幸い（?）フィンランド人の妻のほうによく似ていて、ブロンドヘアで青い目のきれいな女の子。1歳半とは思えない行動力でパタパタ走り回り、興味のあるおもちゃで遊んでみようとしたり実ににぎやかだ。生まれてから、ずっとヘルシンキだったためフィンランド語しか話せず、実際に意味のあることばを話しているのかむにゃむにゃ言っているだけなのかは分からないが、何かいろいろ声は出している。かわいい盛りだ。

少し驚いたのは、彼らが立派な親の顔つきになっていたということ。経験のから来る風格のようなものが確かにそこにはあった。自分のことを考えて少し不安になってみたりする。