ぐれっぐのことば日記・改

引越ししてみました

仕事の仕方(2)

こんなのを見つけた。


「ビジネスとプライベートの違いは」(ケン・ミレニアム株式会社【今日の視点 (1/13)】より)
http://www.asahi.com/money/today_eye/TKY200501130260.html

この言葉の裏側には『だから、その後に嫌なことがあっても受け入れる』と
いうことなのですが、その後に『行なう必要があることを行なわなかった咎め』が
出てきたときに『自分はそんなつもりではなかった』と言って、
その嫌なことを回避します。

そして、その後の追及が終われば『うまく回避できた』と考えてしまいますが、
実はビジネスでは『全く回避できていない』のです。追及が終わるのは
『評価が下がった』ということであり、評価が下がれば『昇給や昇格、
更に権利が縮小する』ことになります。

しかし、通常『この結果は本人には通知されません』ので本人は『うまくいった』と
自然に思ってしまいます。そして、年を取ったときに『どうして自分の人生は
こんな人生になってしまったのか』と考えますが、この段階では『人生はやり直しが
ききません』ので後悔先に立たずで終わってしまいます。

身に覚えが、、、ありまくり。


せめて、気持ちを入れ換える努力はしていこうと思ふ。



(追記)

少し誤解を招く引用の仕方をしてしまったかもしれないが、『他人が自分をどう評価するか』というよりは、『自分が必要なことを手抜きしたときは、自分では追求を回避できたように見えてもそれ相応の咎めを受ける』ということを言いたかった。自分に手を抜いた覚えがなければ、ここで言われている評価が下がるということはあまり気にしなくてもよろしい。

NYUのボスは『10のことをやろうとして一つもできなくなってしまうよりは、6くらいのことを量産する方がよい』ということを教えてくれようとした。ところが、能力のない自分にそれをやらせると6どころか2-3でしかできなくなってしまう。

この問題は今でも付きまとっていて、学校を卒業してようやく自分の基礎能力の底上げに着手することができるようになった。少しでもそれが結果に貢献する様になればと心から思う。