不思議な縁
オフィスはコーヒーも紅茶も自由に飲め、ついついカフェインの摂取量が多くなりがちである。4時ごろに気分を変えるつもりでココアでも飲もうかとコーヒーバーへ向かったところ、エレベータホールの前でとある人に出くわした。
その人の名は「あんどりゅー」、NYUの同じプロジェクトの卒業生で自分で会社を興し、機械学習の手法を使ってデータクリーニング(?)のソフトウエアを作るプログラミング言語を作った人である。彼の人脈などが功を奏しかなりすごいエンジニアが集まっていると聞く。
ワタシは、彼の会社にシウショクの面接に行ってあっさり落とされました。
お互いに「あんたこんなところで何をやっているの???」という感じだったが、向こうはオフィスの移転先を探しているところだったらしい。当たり障りのないところで情報交換をし、その場ではすぐに別れたが、事と次第によっては下の階に引っ越してくることになる。
「あんどりゅー」と一緒にいた、(おそらく技術ではなくて)ビジネス担当っぽい人が会社の業務(証券取引のデータ処理など)に興味があるらしく、自分にではなく誰か上の人に渡してくれということで名刺をもらった。一応ボスに話はしておこうと思うが、自分たちのことで手一杯なんだよねえ。