債券投資と金融派生商品

• 4月の社内版の試験の範囲に債券投資(Fixed　Income Investment)が含まれていないため、金融派生商品(Derivative Investment)を先に勉強しようと始めたが、先物取引が扱うものの中に債権が含まれていたりして債券投資の基礎知識がないと辛いことがわかり、債券投資のお勉強を始めることにした。今までも、『どこどこを飛ばして後から勉強する』というのを何箇所かやってみたが、前の章で勉強したことが後の章で応用例として何度か繰り返されることが多く、CFAのカリキュラム自体は結構よく練られていることが分かる。実務経験のない者には馬鹿正直に、教科書通りにお勉強するのが一番効率がいいのかもしれない。

• 先日、無料でStudy Noteが閲覧できるサイトにて6月の試験を通った後のレベル２の範囲を見てみた。前々から「レベル2は、レベル1で単純化されていた概念と実例との差が一気に襲い掛かってくるよ」と散々脅されていたのだが、ちらりと覗いてみた限りでは、それなりに何とかなりそうかも。（楽観）　実はこの「次のレベルの範囲を見てみる」というのは、今の段階で分からないことが出てきたときに、「今の段階で知っておかなければならないこと」なのか、「次の段階で詳しく説明されること（今の段階であまり心配しなくても良い）」なのかの見極めができるので、段階を経るお勉強のようなものには有効なやりかただ。