ぐれっぐのことば日記・改

引越ししてみました

computer science: 隠された市場

昨日、姫が「来年から変わるSpeech Therapyに関連する法律についての勉強会」に参加して来た。公立(New York市立)小/中/高校や病院、agencyと呼ばれる民間の派遣会社で働く人達が多数参加したらしい。

姫はここ数週間、スケジュールの作成に悩まされている。面倒を見なければいけない学生は各々のスケジュールを持ち、姫が彼らとsessionを持てるのは学生の昼休みか何らかの空き時間に限られる。空き教室を探すのも問題だし、ある学生はgroup sessionにしなければいけなかったり、とある学生はindividual sessionにしなければいけなかったりする。やっとの思いでスケジュールを作っても、まずは学生にそのスケジュールを告知しなければいけない。emailなんてものは使えるわけがないので、姫自らが学生に対面してスケジュールを「手渡し」しなければいけないのである。

さらに、「学生のスケジュールがちょくちょく変わる」らしい

さて、ここまでは姫のケースだが、驚くことに姫は勉強会で非常に多くのtherapistが同じ問題を抱えていることを知った。


お分かりかとは思うが、実はこの手の問題は「どこにでもよくある問題」で、探したことはないがschedulingのソフトウエアも数多く存在しているのだろう。computer scienceではConstraint Satisfaction Problemと呼ばれるよく知られた問題らしく、問題解決のパッケージも存在する。

そこで、手始めにjavaででもちょこちょこツールを作ってしまおうかなどと思っているのだ。もし、使い勝手が良ければ市場の持つ潜在性は大きいだろう。公立の学校でこの手のことに関して、専用のソフトウエアを購入しようなどとは考えないのだ。


うひひ。