That said / というわけで
English version is coming soon...
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初めてこれを聞いたときはのけぞったものだが、いろいろなバリエーションを聞くにつれ成り立ちやどういうふうに使うのかが分かってきた。ビジネスシーンでは(それ以外でも)かなりよく聞く言葉。(少なくともうちの会社では)
- とは言うものの
- とは言っても
- それはそうだが
- そうは言っても
- ですから
バリエーションとして次のようなものが上げられる。
- That being said,
- With that being said,
- With that said, (英辞郎で見つけた。でも聞いたことがない)
- Having said that,
最後のものを除くと「With that being said」が一番文法的に完成されている。
「前置詞 with」 + 「前置詞の目的語 that」 + 「動詞の現在分詞による修飾(受身形) being said」からなっていて、いろいろと応用可能だがそれは話がそれるので別の機会に。
With that being saidが一番フォーマルな感じか、That being saidはかろうじて会話で聞くことができるが、With that saidやthat saidはEメールで使うくらいかな。
それでは、例文。
Our company has a good market share on portfolio management software. Our customers like our products very much.
(我が社はポートフォリオ管理ソフトウエア市場で大きなシェアをいただき、各製品も好評をいただいています。)
Blah blah blah...
(いろいろと製品の説明をする ...)
With that being said, I would like to propose to you a new concept of portfolio management suite.
(というわけで、今日はわが社のポートフォリオ管理ソフトについて新しいコンセプトを提案させていただきます。)
英辞郎の定義では「そうは言っても」のように逆説の接続としても使えるように見えるが、会話でその意味を持たせるときはトーンやイントネーションでヒントを与えないとちょっと分かってもらえないかも。簡単な方法は、後にhoweverを追加するもの。
Our company has a good market share on portfolio management software.
(我が社はポートフォリオ管理ソフトウエア市場で大きなシェアをいただいております。)
That being said, however, we are recently facing a severe competition from new entrants.
(そうは言っても、最近は新規参入企業による競争が激しくなっているというのも事実です。)
会話では、howeverの後で一息入れるのが効果的。
とりあえず、こんなとこで。
ちあーす