Family Gathering
今週末、母と妹が遠路はるばるたずねてきた。
韓国料理屋でおかずの多さに驚いたり、Queensへ行ってベトナム料理のPhoを食べたり、ニュージャージー州パラマスにあるGarden State Plazaという大きなニューヨーク近郊で2番目に大きいショッピングモールへ行ったり、Woodbury Commonアウトレットモールにも行ったし、そこから東へ向かい秋には紅葉がきれいなBear Mountainを抜けてBear Mountain Bridgeを渡りニューヨーク市内から1時間のドライブでたどり着ける自然を堪能したり、かといってBrooklyn Bridgeを歩いて渡ることも忘れなかったし、その後、マンハッタンでレストランに行こうとチャイナタウンのあるところを通ったら道を間違えて、また、ブルックリンまで行ってしまったり、行ったついでにBrooklyn Heightsにあるなかなかいい感じのダイナーで食事をしたり、その後もマンハッタンで散策したり、ということを事実上2日間で観光敢行した。
母よ、妹よ、3日間しか滞在できなかったのにわざわざ片道12時間以上もかけて来てくれてどうもありがとうです。小姫も、日本語が話せないのでどうなるかなとちょっと心配だったけど、最後は「こも、そんちゃばら(おばさんと手をつなぎなさい)」と言わなくても自分から妹の手をつなぎに行くようになったし、母がカメラを向けると腕を振り回しおおはしゃぎで、それなりに打ち解けているようでよかった。
一番うれしかったのは、そういったもろもろを母と妹に面白いと思ってもらえたこと。上記にあげたことは「2日間」というところを除けば、われわれにとっては日常の風景。本人にとっては楽しいんだけど、その楽しさが日本で暮らしてきた家族にも楽しめるものであったというのは、自分の人生の3分の1を多少理解してもらえたようでうれしい。
何年か前に妹から「この兄はある日突然、ぷいっとアメリカに行ってしまった、すごいんだか変なんだか分からない人」だと言われ、ちょっとショックだったのだが、最近はフィリピンや台湾など海外旅行にも行っているようで、目の付け所が自分に似てきたようにも見える。母が勤めている会社にも海外から働きに来ている人が多くいるということもあって、外国への拒否感が年齢の割りに少ない。必ずしも、私がニューヨークで生活することを決めたから、母と妹の外国への垣根を低くしたというのではなくて、むしろ、今の日本にそういう傾向があるというところが大きいと思う。まあ、理由が何であれ、うれしいことに違いはない。
というわけで、今度はこっちから日本に押しかけていくので、小姫、これから日本語の勉強みっちりとやるからね。
小姫 「いるぼんまる、しろー!」 (日本語嫌いー!)
kiyosudo 「うぇ?よんおぬん?」 (どうして?英語は?)
小姫 「ちょわ」 (好き)
kiyosudo 「はんぐんまるん?」 (韓国語は?)
小姫 「ちょわ」 (好き)
kiyosudo 「Spanishまるん?」 (スペイン語は?)
小姫 「おりょうぉー!」 (難しい)
小姫 「くまねー、こるちあっぽー!」 (もう止めてよ、頭痛い!)
道は遠い。。。。